6月19日、携帯電話を持って蒋金春さんの中継を手伝う70歳の母親の李嫦娥さん

   41歳の蒋金春さんと26歳の甥の蒋斌さんは、江西省上饒市横峰県新篁事務所の山黄林場早田村で生活している。何年も出稼ぎ労働していた2人は故郷に戻り、インターネットで故郷の特産品を宣伝?販売している。 

   2010年、外地でビジネスをしていた蒋金春さんは、ネットキャスターと知り合う機会があり、田舎での生活を携帯電話で中継するようになった。ヤマモモを採り、葛根を掘り、蒋金春さんは豪快な外見、感染力のある言葉でファンを100万人以上に増やした。甥の蒋斌さんは故郷でもお金が稼げることに気がつき、叔父と同じネットキャスターの仕事を始めた。ネットの人気者は増えているが、蒋金春さんは「自分は違う。媚を売ったり、ファンにプレゼントをしたりせず、故郷の手つかずの自然、汚染のない農産品を紹介しているだけ。多くの人に辺鄙な田舎に目を向け、ここに素朴な故郷と健康な食べ物があることに気づいてもらいたい」と話した。

「中国網日本語版（チャイナネット）」　2019年6月21日